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(L→R)
Jesper Lofroth,Guitar
Patrik Bergman,Vocal&Bass
Fredrik Brandstrom,Vocal&Guitar
Pontus Levahn,Drums
スターマーケットは1994年、スウェーデン北部に位置するノールボッテン県ピーテオにて結成。
1995にデビューアルバム「Starmarket」をリリースし、"Husker Du Meets Superchunk"と称されたそのメランコリックなポップと
ノイジーでドライヴ感あるロックが融合した斬新なパンク・サウンドで、
当時のスウェーデンのパンク・ハードコアシーンに衝撃を与え、
一躍シーンの新星として大注目を浴びる。
その後1996年にミニアルバム「Calendar」、続けて1997年には2ndアルバム「Sunday's Worst Enemy」をリリース。
特に2ndアルバムではこれまでのサウンドを踏襲しつつ、更にドラマティックかつ叙情的な深みが加わり、
捨て曲なしのエモコアの金字塔的な作品として今なお多くのファンに聴かれ続けている。
2ndアルバムをきっかけに世界的に人気の火がついたスターマーケットは、その後Texas is the Reasonとのヨーロッパツアー
The Promise Ringとの北米ツアーを敢行し、各地で熱狂的に迎え入れられる。
アメリカでは老舗エモレーベルDeep Elm Recordsとライセンス契約を果たす。
彼らの最も尊敬するアメリカの伝説的ハードコア・バンドHusker Duと同様に、スターマーケットは互いを補完する
二人のシンガーソングライター、ヴォーカル/ギターのフレドリック・ブランドストローム(Fredrik Brandstrom)と
ヴォーカル・ベースのパトリック・バーグマン(Patrik Bergman)というバンドの最大の強みを活かし、アメリカのシーンにおいて
その存在感を高めていく。
1999年、スターマーケットは3rdアルバム「Four Hours Light」をリリース。
彼らの最大の特徴であった疾走感のあるパンキッシュなサウンドが本作では若干陰を潜め、その代わり動と静のバランスが
絶妙に保たれた実験的かつ多彩なインディ・ロック作品となった。
しかしそれでも彼らの専売特許であるドラマティックで叙情的な"泣きのメロディ"はこれまで以上に発揮され
「Into Your Arms」や「Coming From the Cold」など数々の名曲が収録された名作となっている。
2001年に4thアルバム「Song of Songs」をリリース。
かねてからBruce SpringsteenやWilcoの影響を公言していたフレドリックの個人的影響が如実に現れたアメリカーナ・オルタナ・カントリーが色濃い作品となった。
2002年、初となる単独来日公演ツアーを開催。デビュー当時からファンらが会場に駆けつけ、バンドは新旧にわたる往年の名曲の数々を披露し日本の"スタマ狂"達を熱狂させた。
2004年に5thアルバム「Abandon Time」をリリースしたのを最後に、バンドは実質的に解散する。
その後14年間も音沙汰も無い中、突如2018年夏に再結成を発表。母国スウェーデンのストックホルムで盟友Last Days of Aprilを迎え、
一夜切りの再結成ライヴを2018年12月15日行うことになっている。
しかし朗報はそれだけに留まらず、なんと17年ぶりの来日公演が開催されることが決定した。